2級建築施工管理 過去問 解説ノート R2(後期)問4~問6 | 澪華のブログ

2級建築施工管理 勉強ノート 令和2年度 後期

2級建築施工管理 過去問 解説ノート R2(後期)問4~問6

投稿日:2020年12月1日 更新日:

 

目次

4

鉄筋コンクリート構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. 片持ちスラブの厚さは、原則として、持出し長さの1/10以上とする。
  2. 柱の最小径は、原則として、その構造耐力上主要な支点間の距離の1/20以上とする。
  3. 腰壁やたれ壁が付いた柱は、地震時にせん断破壊を起こしやすい。
  4. 大梁は、せん断破壊よりも曲げ降伏が先行するように設計する。

1問目 片持ちスラブの厚さは、原則として、持出し長さの1/10以上とする。

これは正しい説明です。片持ちスラブの厚さに関しては,長期荷重に対するたわみ防止の観点から,lx/10以上にするという規定がRC規準に定められています。

2問目 柱の最小径は、原則として、その構造耐力上主要な支点間の距離の1/20以上とする。

これは間違いです。柱の最小形は構造体力上主要な支点間の距離の1/15以上にしなければなりません。

3問目 腰壁やたれ壁が付いた柱は、地震時にせん断破壊を起こしやすい。

これは正しい説明です。腰壁やたれ壁によって柱が短柱なってしまうと、大きなせん断力がかかり、せん断破壊を起こしてしまいます。

4問目 大梁は、せん断破壊よりも曲げ降伏が先行するように設計する。

これは正しい説明です。大梁は両端での曲げ降伏が先行するように設計することで、変形能力がまし、地震に対しても粘りで抵抗することができます。

 

よって、この問題の間違っている問題は2番です。

 

5

鉄骨構造の一般的な特徴に関する記述として、鉄筋コンクリート構造と比べた場合。最も不適当なものはどれか。

  1. 骨組みの部材は、工場で加工し、現場で組み立てるため、工期を短縮しやすい。
  2. 骨組の部材は、強度が高いため、小さな断面の部材で大きな荷重に耐えることができる。
  3. 構造体は、剛性が大きく、振動障害が生じにくい。
  4. 同じ容積の建築物では、構造体の軽量化が図れる。

1問目 骨組みの部材は、工場で加工し、現場で組み立てるため、工期を短縮しやすい。

これは正しい説明です。鉄骨構造の部材は、工場加工の比率が高く、現場で組み立てる為、短い工期で高い精度の加工組立てが可能です。

2問目 骨組の部材は、強度が高いため、小さな断面の部材で大きな荷重に耐えることができる。

これは正しい説明です。鉄骨構造の鋼材は、強く粘りがあるため、部材断面の小さな骨組みのでも大きな荷重に耐えることができます。

3問目 構造体は、剛性が大きく、振動障害が生じにくい。

これは間違いです。鉄骨構造は剛性が小さく、剛性が小さいことで起こる振動障害が問題となることがあります。

4問目 同じ容積の建築物では、構造体の軽量化が図れる。

これ正しい説明です。鉄骨構造に用いられる鋼材の強度は、コンクリートより10倍ほど大きいため部材断面を小さくすることで、構造体の軽量化ができます。

 

よって、この問題の間違っている問題は3番です。

 

6

鉄骨構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. ガセットプレートは、節点に集まる部材相互の接合のために設ける部材である。
  2. 添え板(スプライスプレート)は、梁のウェブの座屈防止のために設ける補強材である。
  3. ダイアフラムは、柱と梁の接合部に設ける補強材である。
  4. 合成梁に用いる頭付きスタッドは、鉄骨梁と鉄筋コンクリート床スラブが一体となるように設ける部材である。

1問目 ガセットプレートは、節点に集まる部材相互の接合のために設ける部材である。

これは正しい説明です。

2問目 添え板(スプライスプレート)は、梁のウェブの座屈防止のために設ける補強材である。

これは間違いです。スライスプレートとは鉄骨部材の継ぎ手に用いる添え板で、継ぎ手にを剛接合して一体化させます。記述はフチフナーのことです。

3問目 ダイアフラムは、柱と梁の接合部に設ける補強材である。

これは正しい説明です。

4問目 合成梁に用いる頭付きスタッドは、鉄骨梁と鉄筋コンクリート床スラブが一体となるように設ける部材である。

これは正しい説明です。

 

よって、この問題の間違っている問題は2番です。

 

 

2級建築施工管理 過去問 解説ノート R2(後期)問7~問8

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