目次
- 1 はじめに
- 2 (1) 文書ファクシミリ伝送手順において、グループ3ファクシミリ端末どうしが公衆交換電話網 (PSTN)を経由して接続された後に、送信側からのCNG信号を受信したファクシミリ端末は、(ア) ヘルツのトーンを送信側に向けて送出する。
- 3 (2) デジタル式PBXは、内線相互接続通話中のとき、(イ) において送受器のオンフックを監視し、これを検出することにより通話路の切断を行っている。
- 4 (3) デジタル式PBXの外線応答方式について述べた次の二つの記述は、(ウ) 。
- 5 (4) ISDN基本ユーザ・網インタフェースにおけるデジタル回線終端装置について述べた次の二つの記述は、(エ) 。
- 6 (5) JIS C 5381-11:2014においてSPDは、サージ電圧を制限し、サージ電流 を分流することを目的とした、1個以上の (オ)を内蔵しているデバイスとされている。
はじめに
この解説は、自分用に私見によって解説しています。
では、やっていきましょう。
(1) 文書ファクシミリ伝送手順において、グループ3ファクシミリ端末どうしが公衆交換電話網 (PSTN)を経由して接続された後に、送信側からのCNG信号を受信したファクシミリ端末は、(ア) ヘルツのトーンを送信側に向けて送出する。
1 1,000
2 1,100
3 2,000
4 2,100
5 3,000
解説
フェーズAの呼設定において、受信側は一般に、CED信号として断続する2.100ヘルツのトーンを受信側のファクシミリ端末に向けて送出します。
答え 4
(2) デジタル式PBXは、内線相互接続通話中のとき、(イ) において送受器のオンフックを監視し、これを検出することにより通話路の切断を行っている。
1 空間スイッチ
2 トーンジェネレータ回路
3 極性反転検出回路
4 時間スイッチ
5 ライン回路
解説
ライン回路とは、通話路を接続や切断を監視する回路をいいます。
答え 5
(3) デジタル式PBXの外線応答方式について述べた次の二つの記述は、(ウ) 。
A 外線から特定の内線に着信させる方式のうち、電気通信事業者の交換機にあらかじめ登録した内線指定番号をPB信号によりPBXで受信する方式は、一般に、PBダイヤルインといわれる。
B 外線応答方式の一つであるモデムダイヤルインを用いた場合は、電気通信事業者が提供する発信電話番号通知サービスを利用できない。
1 Aのみ正しい
2 Bのみ正しい
3 AもBも正しい
4 AもBも正しくない
解説
A・正しい記述です。
B・間違いです。
発信電話番号通知サービスを利用できないのは、PBダイヤルイン方式のほうです。
答え 1
(4) ISDN基本ユーザ・網インタフェースにおけるデジタル回線終端装置について述べた次の二つの記述は、(エ) 。
A デジタル回線終端装置は、メタリック加入者線の線路損失、ブリッジタップに起因して生ずる不要波形による信号ひずみなどを自動補償する等化器の機能を有する。
B デジタル回線終端装置は、メタリック加入者線を介して受信するバースト信号を、バス接続された各端末へピンポン伝送といわれる伝送方式で断続的に送信するためのバッファメモリを有する。
1 Aのみ正しい
2 Bのみ正しい
3 AもBも正しい
4 AもBも正しくない
解説
A・正しい記述です。
B・間違いです。
メタリック加入者線を介して受信するバースト信号をバス接続されたデジタル回線終端装置と電気通信事業者の交換機へピンポン伝送といわれる伝送方式で断続的に送信するためのバッファメモリを有する。
答え 1
(5) JIS C 5381-11:2014においてSPDは、サージ電圧を制限し、サージ電流 を分流することを目的とした、1個以上の (オ)を内蔵しているデバイスとされている。
1 リアクタンス
2 非線形素子
3 線形素子
4 コンデンサ
5 三端子素子
解説
非線形素子は、高電圧から機器の損傷を防ぐために用いられます。
答え 5