目次
- 1 はじめに
- 2 (1) DECT方式を参考にしたARIB STD-T101に準拠したデジタルコードレス電話の標準システムは、親機、子機及び中継機から構成されており、同一構内における混信防止のため、(ア) を自動的に送信又は受信する機能を有している。
- 3 (2) デジタル式PBXの時間スイッチについて述べた次の二つの記述は、(イ) 。
- 4 (3) ダイヤルイン方式を利用するデジタル式PBXの夜間閉塞について述べた次の二つの記述は、(ウ) 。
- 5 (4) ISDN基本ユーザ・網インタフェースで用いられるデジタル回線終端装置において、 網からの遠隔給電による起動及び停止の手順が適用される場合、デジタル回線終端装置は、(エ)極性のときに起動する。
- 6 (5) 通信機器は、周辺装置から発生する電磁ノイズの影響を受けることがある。JIS C 60050-161:1997EMCに関するIEV用語において、電磁妨害が存在する環境 で、機器、装置又はシステムが性能低下せずに動作することができる能力は、(オ) と規定されている。
はじめに
この解説は、自分用に私見によって解説しています。
では、やっていきましょう。
(1) DECT方式を参考にしたARIB STD-T101に準拠したデジタルコードレス電話の標準システムは、親機、子機及び中継機から構成されており、同一構内における混信防止のため、(ア) を自動的に送信又は受信する機能を有している。
1 ACK信号
2 トランザクション番号
3 IPパケット
4 識別符号
5 RTS/CTS信号
解説
親機、子機及び中継機から構成されており、同一構内における混信防止のため、識別符号を自動的に送信又は受信する機能を有している
答え 4
(2) デジタル式PBXの時間スイッチについて述べた次の二つの記述は、(イ) 。
A 時間スイッチは、入ハイウェイ上のタイムスロットを、出ハイウェイ上の任意のタイムスロットに入れ替えるスイッチである。
B 時間スイッチにおける通話メモリには、入ハイウェイ上の各タイムスロットの音声信号などが記憶される。
1 Aのみ正しい
2 Bのみ正しい
3 AもBも正しい
4 AもBも正しくない
解説
A・正しい記述です。
B・正しい記述です。
答え 3
(3) ダイヤルイン方式を利用するデジタル式PBXの夜間閉塞について述べた次の二つの記述は、(ウ) 。
A 夜間閉塞を開始すると、電気通信事業者の交換機からの呼は、一般の電話に着信する場合と同様の接続シーケンスにより、夜間受付用電話機に着信する。
B 夜間閉塞機能を利用するためには、夜間閉塞制御用として着信専用回線を各代表群別に設置し、電気通信事業者の交換機に対してL1線に地気を送出する必要がある。
1 Aのみ正しい
2 Bのみ正しい
3 AもBも正しい
4 AもBも正しくない
解説
A・正しい記述です。
電気通信事業者の交換機からの呼は、内線指定番号が検出されずに、一般の電話に着信する場合と同様の接続シーケンスにより、夜間受付用電話機に着信する。
B・間違いです。
夜間閉塞制御用として着信専用回線を各代表群別に設置し、電気通信事業者の交換機に対してL2線に地気を送出する必要がある
答え 1
(4) ISDN基本ユーザ・網インタフェースで用いられるデジタル回線終端装置において、 網からの遠隔給電による起動及び停止の手順が適用される場合、デジタル回線終端装置は、(エ)極性のときに起動する。
1 L1線がL2線に対して正電位となるノーマル
2 L2線がL1線に対して正電位となるノーマル
3 L1線がL2線に対して正電位となるリバース
4 L2線がL1線に対して正電位となるリバース
解説
L2線がL1線に対して正電位となるリバース (3.2.1…リバース!)
答え 4
(5) 通信機器は、周辺装置から発生する電磁ノイズの影響を受けることがある。JIS C 60050-161:1997EMCに関するIEV用語において、電磁妨害が存在する環境 で、機器、装置又はシステムが性能低下せずに動作することができる能力は、(オ) と規定されている。
1 電磁感受性
2 イミュニティ
3 妨害電磁界強度
4 電磁遮蔽
5 エミッション
解説
イミュニティ ……… 電磁妨害が存在する環境 で、機器、装置又はシステムが性能低下せずに動作することができる能力
エミッション ……… 自ら発生する電磁ノイズにより周囲のほかの装置に影響を与えることがあり、電磁エネルギーの放出する現象
答え 2