目次
- 1 はじめに
- 2 (1) ファクシミリ機能を有するカラーコピー複合機におけるカラーファクシミリの画信号の冗長度抑圧符号化としては、一般に、静止画像データの圧縮方法の国際標準規格である(ア)方式がもちいられている。
- 3 (2) デジタル式PBXの空間スイッチは、一般に、複数本の入・出ハイウェイ、(イ) 及び制御メモリから構成されている。
- 4 (3) デジタル式PBXにおけるアナログ式内線回路の機能について述べた次の二つの記述は、(ウ) 。
- 5 (4) ISDN基本ユーザ・網インタフェースにおける端末アダプタの機能について述べた次の二つの記述は、(エ) 。
- 6 (5) JIS C 5381-11:2014においてSPDは、サージ電圧を制限し、サージ電流を分流することを目的とした、1個以上の(オ)を内蔵しているデバイスとされている。
はじめに
この解説は、自分用に私見によって解説しています。
では、やっていきましょう。
(1) ファクシミリ機能を有するカラーコピー複合機におけるカラーファクシミリの画信号の冗長度抑圧符号化としては、一般に、静止画像データの圧縮方法の国際標準規格である(ア)方式がもちいられている。
1 MR
2 MMR
3 JPEG
4 MPEG
5 MH
解説
カラーファクシミリの静止画規格なので、JPEG方式が正解です。
答え 3
(2) デジタル式PBXの空間スイッチは、一般に、複数本の入・出ハイウェイ、(イ) 及び制御メモリから構成されている。
1 通話メモリ
2 トランクメモリ
3 バッファメモリ
4 カウンタ回路
5 時分割ゲートウェイ
解説
空間スイッチのです。空間スイッチは 複数本の入・出ハイウェイ、時分割ゲートウェイ、制御メモリで構成されています。
答え 5
(空間スイッチと時間スイッチの問題は毎回出題されているので勉強しておきましょう。)
(3) デジタル式PBXにおけるアナログ式内線回路の機能について述べた次の二つの記述は、(ウ) 。
A 内線回路は、内線に接続されたアナログ電話機からのアナログ音声信号をA/D変換した後、 2線-4線変換して時分割通話路に送出する機能を有する。
B 呼出信号は、デジタル式PBXの時分割通話路を通過することができないため、内線回路 には、呼出信号送出機能が設けられている。
1 Aのみ正しい
2 Bのみ正しい
3 AもBも正しい
4 AもBも正しくない
解説
A・間違いです。
正しくは、アナログ音声信号を2線-4線変換した後、A/D変換して時分割通話路に送出する機能を有する。
B・正しい記述です。
答え 2
(4) ISDN基本ユーザ・網インタフェースにおける端末アダプタの機能について述べた次の二つの記述は、(エ) 。
A パケットモード端末側のLAPBと、Dチャネル側のLAPDとの間で、プロトコルの変換を行う。
B デジタル電話機からのユーザデータ速度を64キロビット/秒又は16キロビット/秒に速度変換する。
1 Aのみ正しい
2 Bのみ正しい
3 AもBも正しい
4 AもBも正しくない
解説
A・正しい記述です。
B・間違いです。
デジタル電話機の部分がまちがいです。
正しくは、非ISDN端末からのユーザデータ速度を64キロビット/秒又は16キロビット/秒に速度変換する。
答え 1
(5) JIS C 5381-11:2014においてSPDは、サージ電圧を制限し、サージ電流を分流することを目的とした、1個以上の(オ)を内蔵しているデバイスとされている。
1 リアクタンス
2 三端子素子
3 線形素子
4 コンデンサ
5 非線形素子
解説
答え 5
非線形素子は、高電圧から機器の損傷を防ぐために用いられます。