問題1 風圧力による自然換気では、換気量は( )部と( )に( )する。
解説 風が建物に当たると風上側の開口部の外側は室内より圧力が高くなります、そのため風下部の開口部の外側は圧力が低くなります。その圧力差によって換気が行われ、風力による自然換気の量は、開口部面積と風速に比例します。
風力による換気量は、開口部面積と風速に比例する。
問題2 換気回数は、部屋の空気が( )時間に何回入れ替わるかを表す。
解説 必要換気量をその室の容積で割った値を必要換気回数といって、換気回数は、部屋の空気が、1時間に何回入れ替わるかを表します。必要換気量は、室内の汚染濃度を許容濃度以下に保つために必要な換気量をいいます。
換気回数。室内の空気が1時間に入れ替わった回数
問題3 室内での二酸化炭素発生量が( )ほど、必要換気量は( )なる。
解説 室内での二酸化炭素発生量が多いと、汚染濃度を許容以下に保つために新鮮な空気が必要となり、必要換気量は多くなる。
問題4 室内を風が通り抜けることを( )といい、もっぱら夏季の防暑対策として利用される。
解説 自然換気のなかで、特に風力もしくは温度差による駆動力により、開放された開口部を通じて室内を風が通り抜ける現象を通風といいます。夏季の防暑対策として利用され、特に冷涼感の向上が期待される。気流速度が大きい場合には、書類の飛散等の原因になるため、一般には0.5〜1.0m/s程度の風速範囲が望ましいとされる。
問題5 空気齢とは、空気が( )から室内のある点まで到達するのに要する( )の事である。
解説 空気齢は換気効率指標であり、給気口から供給された清浄空気が室内のある点に到達するまでの平均時間を示す。空気齢が小さいほど、清浄空気が早く到着することを示す。一方、室内のある点から排気口に至る平均時間を空気余命といい、この値が小さいほど発生した汚染物質を速やかに室外に排出できることを意味する。
問題6 室内外の温度差による自然換気では、給気口と排気口の高低差が( )ほど換気量は( )なる。
解説 自然換気の換気量は、開口部面積に比例し、窓の高低差と温度差の積の平方根にほぼ比例するので、室内外の温度差による換気では、給気口と排気口の高低差が大きいほど換気量は大きくなる、下部の給気口から屋外の空気が吸い込まれ、上部の排気口から軽い空気が排出されます。
給気口と排気口の高低差が大きいほど、温度差が大きい
自然換気の換気量は、開口部面積に比例し、窓の高低差と温度差にの積の平方根にほぼ比例する。
室内外の温度差による換気では、排気のための開口部は高い位置に設ける。
問題7 第二種機械換気方式は、室内の空気圧が室外より( )になるので、周辺からの空気の流入を防暑する事ができる。
問題8 第二種機械換気方式は、( )と( )による換気方式である。
解説 第二種機械換気方式は、給気系にのみファンを取り付けて、排気は自然排気とする方法で、クリーンルームや手術室等に使用し、室内圧は正圧になります。
問題9 排気系にのみファンを取り付けた第三種機械換気方式は、室内で発生した( )が他室に漏れてはならない室に適している。
解説 第三種機械換気方式は、排気系にのみファンを取り付けて、給気は自然給気とする方法で、汚染物質が外に漏れないような台所やお手洗いなどに使用し、室内圧は負圧になるります。
第一種機械換気方式は、給気・排気ともにファンを取り付けて、映画館や劇場に適しています。
問題10 自然換気方式には、屋外の( )を利用する方法と、室内外の( )を利用する方法、また、それらを組み合わせた方式がある
解説 自然換気は、主に屋外風圧力と室内外の温度差によって行われる。
問題11 全般換気とは、室内全体の空気を( )によって希釈しながら( )換気方式のことで、住宅の居室や事務所の執務室などで用いられる。
解説 全般換気とは、室全体を換気することで外気を入れ替える換気方法で、室内に発生する汚染物質濃度を少なくし、新鮮な空気を絶えず循環させることができます。