2級建築施工管理士の過去問、鋼材についてをまとめました。
過去10年の出題傾向
令和2年 後期 |
○ |
平成29年 後期 | ○ | 平成25年 | _ |
令和元年 後期 | ○ | 平成29年 前期 | _ | 平成24年 | ○ |
令和元年 前期 | _ | 平成28年 | ○ | 平成23年 | _ |
平成30年 後期 | _ | 平成27年 | _ | ||
平成30年 前期 | ○ | 平成26年 | ○ |
個人的にオススメしたい参考書
令和2年 後期
鋼の一般的な性質に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 鋼は炭素含有量が多くなると、ねばり強さや伸びが大きくなる。
- 鋼は弾性限度内であれば、引張荷重を取り除くと元の状態に戻る。
- 鋼は炭素含有量が多くなると、溶接性が低下する。
- 鋼は熱処理によって、強度などの機械的性質を変化させることができる。
- 鋼は炭素含有量が多くなると、ねばり強さや伸びが大きくなる。
- 炭素含有量が多くなると引張り強さは大きくなるが、ねばり強さや伸びは小さくなります。
令和元年 後期
JIS(日本工業規格/現日本産業規格)に規定する構造用鋼材に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 建築構造用圧延鋼材は、SN材と呼ばれ、性能によりA種、B種、C種に分類される。
- 溶接構造用圧延鋼材は、SM材と呼ばれ、溶接性に優れた鋼材である。
- 建築構造用炭素鋼鋼管は、STKN材と呼ばれ、材質をSN材と同等とした円形鋼管である。
- 一般構造用圧延鋼材は、SSC材と呼ばれ、一般的に使用される鋼材である。
- 一般構造用圧延鋼材は、SSC材と呼ばれ、一般的に使用される鋼材である。
- SSC材は一般構造量軽量形鋼のことで、一般構造用圧延鋼材はSS材です。
平成30年 前期
鋼の一般的な性質に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 鋼は、弾性限度内であれば、引張荷重を取り除くと元の状態に戻る。
- 鋼の引張強さは、250~300℃程度で最大となり、それ以上の高温になると急激に低下する。
- 鋼は、炭素含有量が多くなると、破断までの伸びが大きくなる。
- 鋼のヤング係数は、約05×105 N/mm2で、常温では鋼材の強度にかかわらずほぼ一定である。
- 鋼は、炭素含有量が多くなると、破断までの伸びが大きくなる。
- 炭素含有量が多くなると引張り強さは大きくなるが、ねばり強さや伸びは小さくなります。
平成29年 後期
日本工業規格(JIS)に規定する構造用鋼材に関する記述として、不適当なものはどれか。
- SSC材は、一般構造用軽量形鋼と呼ばれ、冷間成形された軽量形鋼である。
- SN材は、建築構造用圧延鋼材と呼ばれ、性能によりA種、B種、C種に分類される。
- SS材は、一般構造用圧延鋼材と呼ばれ、一般的に使用される鋼材である。
- STKR材は、一般構造用炭素鋼鋼管と呼ばれ、土木・建築等の構造物に使用される鋼管である。
- STKR材は、一般構造用炭素鋼鋼管と呼ばれ、土木・建築等の構造物に使用される鋼管である。
- STKR材は、一般構造用角形鋼管のことで、一般構造用炭素鋼鋼管はSTK材といいます。
平成28年
鋼の一般的な性質に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 鋼は弾性限度内であれば、引張荷重を取り除くと元の状態に戻る。
- 鋼の引張強さは250~300 ℃で最大となり、それ以上の高温になると急激に低下する。
- 鋼は炭素含有量が多くなると、溶接性は向上する。
- 鋼は熱処理によって、強度などの機械的性質を変化させることができる。
- 鋼は炭素含有量が多くなると、溶接性は向上する。
- 炭素含有量が多くなると強度は強くなるが、強度が柔らかい方が溶接性は向上するので、炭素含有量を多くすると溶接が難しくなります。
平成26年
日本工業規格(JIS)に規定する構造用鋼材の記号と名称の組合せとして、不適当なものはどれか。
- SS ……… 一般構造用圧延鋼材
- SM ……… 溶接構造用圧延鋼材
- SN ……… 建築構造用圧延鋼材
- STKR ……… 一般構造用炭素鋼鋼管
- STKR ……… 一般構造用炭素鋼鋼管
- STKR材は、一般構造用角形鋼管のことで、一般構造用炭素鋼鋼管はSTK材といいます。
平成24年
構造用鋼材に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 密度は、約7,850 kg/m3である。
- 融点は、約500℃である。
- 線膨張係数は、約2×10-5(1/℃)である。
- ヤング係数は、約05×105 N/mm2である。
- 融点は、約500℃である。
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- 鋼材の融点は、約1500℃です。
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